タイ警察も出火原因に疑問。冷蔵庫が爆発し屋根がふっとんだだと?! 「はい、冷蔵庫は爆発します」

吹っ飛んだのは、布団だけでなく屋根そのものでした。

7月15日深夜、ローイエットの警察署に、冷蔵庫が大爆発を起こしたとの通報が入りました。

現場は、セメント平屋建て。
爆発により、家の屋根全体が吹き飛んでいました。

さらい近隣の住宅3軒も、爆発で窓ガラスが割られるなどの被害を受けていました。
家の中央を調べると、通報者の主張通り紫色の冷蔵庫の残骸が発見されています。

家には、住人である父母と子どもの3人がいました。

家の所有者であるラングレーピーさん(39歳)に聞いてみると、事件前は妻と一緒に部屋で休んでいたといいます。
息子は家の別の部屋で寝ていたところ、突然爆発音を聞いたと話します。

息子が外に出て見てみると、冷蔵庫の中で火が燃えていることに気づきました。
そこで彼は急いで水を汲んで水を掛けました。

しかし当局は、原因については疑問を感じていると話します。
家はまだ3~4年前に建てられたばかりで、コンセントは前の義母の家から引っ張り使用していました。

約3年使用していた冷蔵庫の近くには、電子ケトル、炊飯器、電気フライパン、殺虫剤2缶が置かれていました。

警察はまだこの爆発の原因を特定していません。
最初は、ガソリンタンクを疑っていました。
しかし検査したところ、出火原因ではないことが判明しています。

家の中に、他に可燃物はありません。
家の所有者が言うように、冷蔵庫が爆発したのが原因でしょうか?

三菱電機のホームページには、冷蔵庫の周囲には隙間を空けて据え付けるよう注意がなされています。
これは、冷媒ガスが漏れて滞留することによる発火や爆発の原因になるからと言われています。

冷媒ガスには、以前はフロンガスが使用されていましたが、現在はノンフロンの地球環境にやさしいものが使用されています。
とは言え、どちらも可燃性ガスなので、濃度が濃くなるとこのような爆発を起こす可能性があると言われています。

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