スクンビットソイ16で失踪か?! 中国人誘拐事件、遺体の一部発見! 犯人は国外逃亡か?!

バンコクで中国人が、失踪した事件に進展がありました。

身代金目的で誘拐されたとみられる行方不明の中国人女性の遺体が7月13日、チャチュンサオ県バーンプラの空き地で死後​​10日以上経過した、腐乱した状態で発見されました。

当局は、ヤン・ルイミンさんをバンコクのスクンビット・ソイ16でピックアップした中国人マー(Ma Qingyan)を捜索しています。
マーが、ヤンさんを誘拐した可能性が高いとみられています。

行方不明となっているヤンさんは、6月26日にマレーシアからタイに一人で旅行し、男性容疑者マーは6月30日にシンガポールからタイに入国していました。
女性はこれまでに10回タイを訪れており、男性容疑者は6回タイを訪れており、二人は知り合いだったと考えられています。

女性は6月28~29日、パタヤに滞在していました。
彼女は6月30日にバンコクへと向かい、ホテルに滞在し、その後ラマ9世地区にある友人の家に移動したと伝えられています。
7月1日、彼女はGrabタクシーでスクンビット・ソイ12まで行き、そこで男性容疑者が迎えに来て、スクンビット・ソイ16で一緒に過ごしています。

同日午後11時、女性の友人は警察に対し、連絡が取れないと通報します。
7月1日夜の監視カメラの映像には、男性容疑者がスクンビット・ソイ16からチャチュンサオ県まで単独運転し、複数の場所に立ち寄る様子が映っていました。
ある時点では彼は車に留まり、ある時点では車から降りるなど、不審な動きを合計12回行っていました。

最終的に池の近くの人気(ひとけ)のない場所でスーツケースを燃やしています。

容疑者は、約1時間後に現場を立ち去り、7月2日にバンコクに戻り、シーナカリン地区で部屋を借りてからレンタカーを返却しています。

シーナカリンの部屋では、流しの近くに血痕が発見されています。
またレンタカーの運転席、後部座席、車のドア、トランクからも血痕が見つかりました。

チャチュンサオの捜索現場からは腐敗臭が漂っていました
その現場を午後12時半、救助隊員らが土を約20センチ掘ると、水中にあったブルーシートを発見します。
防水シートの下には部分的に腐乱した遺体が隠されていました。

腐敗にもかかわらず、遺体の一部は無傷のままであり、シリコンインプラントの1つが水中で発見され、もう1つはまだ左胸に取り付けられたままでした。

一部報道では、犯人はすでに第3国へ出国したとも伝えています。

中国では、タイに旅行すると誘拐されて殺されると言った内容の映画がヒットしていましたが、タイ政府はこんな事実はないと取り繕っていましたが、しばしば発生しています。

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