タイでは年間5000人以上が自殺。そして女性より男性の方が自殺率が高い。その理由とは?

世界中で、男性の自殺率が女性より高いという統計があります。
これは一体なぜでしょうか。

2023年度、タイでは 31,400 人以上が自殺を図り、5,172 人が自殺しました。
自殺者のうち、男性は女性の 3 ~ 4 倍自殺する傾向にあると言われています。

この現象はアジア諸国に限ったものではありません。
たとえば、2022年には、フィンランドでは自殺者の 75.1 パーセントが男性、南アフリカでは 78.8 パーセント、スペイン男性の自殺者数は女性の3倍、米国男性の自殺者数は3.85倍でした。

しかし男性の自殺リスクが高いことは、ここ最近の傾向ではないと言われています。
1990年代半ばから、英国では自殺者の75%が男性であったというデータもあります。

なぜ男性にこのような傾向がみられるのでしょうか。
「伝統的に、男性はメンタルヘルスの問題についてサポートを求める傾向が低いです。
これにはおそらく伝統的な「強い男性」の固定観念、弱さをみせられないという考えなど、いくつかの理由があるでしょう」とプライオリー・グループのコンサルタント精神科医であるナターシャ・ビジラニ博士は説明します。

伝統的な男女の役割では、男性は自分自身を強く、パワフルで、競争力があり、冷静な人物として見せることが期待されており、精神的健康に問題があっても誰にも相談できず、代わりに自殺を考えるという結果になっていると同博士は述べています。

タイの男性は、割とナヨッとした男性が多いイメージが多いので、この結論が当てはまってるかどうかは疑問です。
単純に、女性の方が芯の部分では「
強い」ということではないでしょうか。
男は威張ってるだけですからね。

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