【茶番】時効寸前に国外逃亡した元文化大臣で元パタヤ市長、時効成立で完全無罪に。

またもや権力者のへ容疑は、茶番で終わることとなりました。

汚職・不正行為事件を扱うタイ刑事裁判所は、違法な建設許可発行の疑いに関する訴訟で、元タイ文化大臣並びに元パタヤ市長のイッティポン氏とその関係者9名に無罪判決を下しました。

問題となった建築許可案件は、パタヤの沿岸プラタムナック山のふもとに位置するプロジェクト「ウォーターフロント・スイーツ&レジデンシズ」コンドミニアムの開発のためのものでした。
このプロジェクトは信じられないほど物議を醸しており、多くの法廷闘争が原因で何年も停滞していました。

この告訴はイッティポン氏のパタヤ市長時代の2008年に遡り、裁判所が2023年9月時点で15年の時効が経過したと認めたため、取り下げとなりました。

この事件は、司法長官事務所による法的手続きの開始を受け、2023年9月5日にイッティポンがカンボジアへ国外逃亡し、刑期逃れを謀っています。
イッティポンは2023年10月9日、時効が成立したことを見計らってからタイに戻っています。

元パタヤ市長のイッティポンは無罪となりますが、プロジェクト自体に関わる現在進行中の法廷闘争が終わるわけではないと地元メディアは報じています。

9月5日に逮捕状が出されたイティポン元文化大臣、8月30日すでに国外逃亡済み。9月10日に時効を迎える茶番劇。

国外逃亡中の前文化大臣イッティポン被告。国家汚職防止委員会へ「自首の用意がある」。

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