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セター首相、生鮮市場視察で「農家の収入3倍」を約束。選挙公約、何一つ実現されていませんが…。
- 2024/5/13
- タイローカルニュース
5月12日、セター首相は、農家の収入を4年以内に3倍に増やし、赤玉ねぎの価格を近く1キログラム当たり約20バーツに引き上げると約束しました。
ラチャブリー県にあるシームアン市場の視察の際、この約束をしてしまいました。
セター首相は、10日にスパンブリーと11日にカンチャナブリーと中部エリア3番目の訪問地となりました。
シームアン市場では毎日約 7,000 トンの新鮮な果物や野菜が販売されており、その農産物の多くはマレーシア、シンガポール、ミャンマーにも輸出されています。
セター首相は市場での演説で、政府は農産物の価格を引き上げることにより、4年以内に農家の収入を3倍に増やすことを目指すと宣言しました。
スレッタ氏は、赤玉ねぎの価格下落問題に取り組むよう関係政府機関に指示したと述べ、農家は少なくとも1キロ当たり20バーツを受け取る必要があると語ります。
農家が赤玉ねぎの価格の安さに不満を漏らす一方で、市場の店では赤玉ねぎを1kg当たり50バーツで販売していたと地元メディアは報じています。
庶民暮らし全く知らずに育った天竜人セター首相は、市民からの言葉に対し、子供のようにそのまま反応してしまいます。
しかし、タイ貢献党の選挙公約(1万バーツばら撒き、最低賃金600バーツなど)は、未だに一つも実現されていません。
またここへ来て、農家の収入を2倍どころか3倍にと、根拠のない発言をしてしまいます。
ちなみにこれが、私人としての発言なのか、党(政府)としての発言なのかは不明です。
ああ、でもどっかの首相の国民所得倍増計画など、時代錯誤の言葉を引っ張り出して未だに政権の座にいますから、他国のことなど言える立場ではないのかな。