連日猛暑が続くバンコクですが、北部では雹の嵐で大被害。停電、浸水、建物倒壊 etc…

連日うだるような暑さが続くバンコク住みの方々には信じられないかもしれませんが、北部では雹が降りました。
そして、多くの被害をもたらしています。

5月3日、雹の嵐がウタラディット県とノーンブアランプー県に大規模な被害をもたらしました。
その影響で、数百軒の家屋で停電を引き起こしました。

ウタラディット病院では、強風でガラス窓が割れ、雨水が侵入したため、患者を入院病棟から移送することを余儀なくされています。

また、ウタラディット市内にある地元のドリアン市場は、3日前に営業を開始したばかりでしたが、嵐によって大きな被害を受け、多くのテントやブースが破壊されました。

あるドリアン販売業者は、この雹によって50店以上のブースが「破壊」されたと述べ、ドリアン店に投資した5万バーツが全て台無しになったと惨状を語ります。

電柱も倒れ、市内の広範囲で停電が発生しました。

一方、東北部のノーンブアランプー県の4地区で豪雨と雹が発生し、750世帯以上が被害を受けました。
この影響で、住民1人が負傷しました。

強風で多くの家屋の屋根が吹き飛ばされ、電柱が倒れたり、高圧送電線が切断されたりして、広範囲にわたる停電が発生しました。

地元住民らは、これほど強い嵐は人生で初めて経験したと語っています。
「私の拳ほどの大きさの」雹を目撃したと証言する者もおり、その一部は家の屋根を突き抜けたと語っています。

別の地元住民は、強いつむじ風で家の屋根が完全に吹き飛ばされたと語ります。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る