1ドル158円台! 34年ぶりの歴史的円安にタイバーツはどのように反応? GWの客足に影響は?
- 2024/4/27
- 編集後記
日本のみなさんは、本日から最大10連休のゴールデンウィークの突入した方も多いのでは?
大手旅行会社のJTBによりますと、今年のゴールでウィークは、国内での旅行者数は前年並みとのことですが、海外への旅行者数は前年のおよそ1.7倍になっていると話しています。
これは去年までの新型コロナにより、海外旅行を差し控えていた人たちが、海外へ出かけるケースが増えているのだと言われています。
これならタイ観光庁(TAT)が期待する、ゴールデンウィークにタイを訪れる国別外国人第2位に日本が浮上すると言う話もあながち大きな話ではないかもしれません。
しかし、せっかく羽を伸ばしたいと考えている人々に、逆風も吹いています。
4月26日のニューヨーク市場では、日銀が金融政策決定会合で今の政策を維持したことや、植田総裁の円安対応に踏み込んだ発言がなかったことから、日銀の追加の利上げには時間がかかるとの観測が広がりました。
このため、円を売ってドルを買う動きが一段と強まり、円相場は1ドル=158円44銭まで値下がりし、1990年5月以来、およそ34年ぶりの円安ドル高水準となりました。
この状況をタイバーツの観点で見ていきます。
バンコクでもっとも換金率が良いとされる「グランドスーパーリッチ」基準で見ていきますと、4月初頭に1万円を換金した場合2,420バーツでしたが、4月27日時点では2,340バーツになっていました。
1バーツあたり約4.27円換算となります。
タイ住みにとっては、4円換算でも高いと感じる最中、それでも下げが収まらないとは…。
自然と財布の紐が固くなりそうです。
とは言え、昔からタイを知ってるリピーターの方々はともかく、初めてタイに来たと言う方であれば、まだまだ日本より割安感を得ることは難しくありません。
あまりいろいろ考えすぎても楽しくないので、せっかく旅行に来たのであれば、やりたいこと行きたいとこに行って、エンジョイしていただければと思います。