罰金刑と停職と体罰と、あなたはどれがお好み? 遅刻してきた従業員を鞭打ち刑にしたらママンが告訴。でも従業員が選んだはず…。

出勤に遅刻した罰として息子と義理の娘をむち打ちにしたとして、母親のアノンさんは3月30日、タイ式焼き肉店「ファーサン・サウス・パタヤ」のオーナーを相手にパタヤ警察署に告訴状を提出しました。

ムーカタ(タイ式焼き肉)の店主は、アノンさんの息子さん(18)を16回、義理の娘(22)を6回鞭で打ったと主張しています。

アノンさんは、29日に息子たちがむち打ちにされる映像を見てこの事実を知り、何が起こったのかを知るためにウドンタニー県を訪れました。
このクリップは、先週初めに投稿され、ネット界隈で広く共有されていました。

アノンさんは当初、被害届を出さずに警察署で店主に会って示談をするするつもりでしたが、店主が現れなかったため、告発することを決意したと語っています。

この店の店長に話しによりますと、むち打ち刑は店主と従業員の間で合意済みのことだったと述べています。
以前、店主は。遅刻1分ごとに5バーツの罰金を支払うルールだったが、スタッフによっては罰金刑では給料がゼロになってしまうケースがあったと言います。

その後、店主は懲罰として2週間の停職を提案しましたが、スタッフはチップをもらうために出勤したいとのことで、代わりに鞭打ち刑を提案したとのことです。
10分遅刻すると鞭打ち1回の罰があり、スタッフはそれを受け入れることを約束したとのことです。

問題となった息子さんと義理の娘さんは、むち打ち刑に同意し、店主は心優しい人だったと話します。

しかし告訴状を提出した後、彼らは警察署でコメントを変え、むち打ちされたのは納得がいかない、もう店で働くつもりはないと主張しています。

店主は、従業員から停職ではなく懲罰という手段を使うよう求められたと主張しています。
彼女は夫婦に慰謝料を支払い、今後は遅刻出勤した人たちの分の金額を差し引くと述べています。

タイ人を雇うって、本当に大変ですね。
罰金と停職と鞭打ち刑と、あなたならどれを選びますか?
誰ですか、迷わず「鞭打ち刑」を選んだ人は?

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