フェミニズム活動家も激おこビッグバン! タイ各地でお下品出会い系広告が掲示。撤去騒動にまで発展!

タイでは、日本人が聞いたらクリビツてんぎょうイタおどろな広告を目にすることがあります。
特にフェミニズム活動家の人がみたら、ビッグバンが起こるレベルです!

突如、チェンライ、ソンクラー、パトゥムターニーを含む複数の県で、出会い系アプリに関する驚きの広告看板が出現しました。

彼らが伝えるメッセージは、一般の人々の目を引かせるには十分なもので、タイ東北部のナコンラチャシーマー県(コラート)のメッセージと同様に、話題となっています。

コラートの看板には「コラートのおいしいものは何ですか?」という質問が投げかけられていました。
そして「コラート焼きそば」にバツが、「コラートの女性」にマルがマークされていました。

タイ語では、普段「おいしい」(アロイ)という言葉を女性に対して用いません。
もちろん、これは隠語であり、その意味の向こう側に性的な意味が含まれていることは容易に想像ができるかと思います。

これを受け、ナコンラチャシーマーのタイ弁護士評議会のメンバーは、物議を醸している看板を7日以内に撤去するよう要求し、撤去しなければ地元警察へ告訴状を提出し、出会い系アプリの運営者に対する法的措置を求めるとしています。

この看板のうたい文句には、面白がって肯定する者もいれば、女性に対し侮蔑的であるとし批判的な意見を寄せる人とネット界隈では2分されていました。

しかし、弁護士評議会メンバーは否定的な見方で捉えており、広告のメッセージは女性を食べ物に例えているため女性の品位を傷つけ、名誉毀損にあたると激おこ状態に陥っています。
有罪判決を受けた場合、20万バーツの罰金および2年の懲役、またはその両方が科せられるとまで主張しています。

 

一方、南部ソンクラー県の看板には、「ハジャイに行ったら、味見をしなければなりません…」というメッセージが掲げられており、「ハートヤイのフライドチキン」(ガイトード)の横にはバツ印が、2番目の「ハートヤイの男」には丸印がつけられていました。

同じく、北部チェンラーイ県では、同じ出会い系アプリの広告で、「巨大なものをつまんでみました」の質問に、街の食べ物にバツが、街ではないに丸がついています。
恐れくこれも卑猥な隠語を指すものと思われます。

 

そしてバンコクの北部郊外ランシット地区には、「だれもが言います、ここはホットな場所だと」というメッセージが表示され、選択肢には「ランシットのパブ」と「ランシットの少年少女」があり、後者にマーキングされています。

コラートの看板は弁護士評議会からの圧力からか、3月22日に看板が撤去されました。

タイではLGBT+に肝要な立場をとっているかと思いきや、求人広告に「容姿端麗な方」など掲載してしまったりと、フェミニズム活動家からはブチ切れされそうな事象が普通に存在しています。
そもそもその方向性に高尚な目標などなく、LGBT+問題もなんとなく周りの雰囲気に乗っかっているだけなので、アンバランス感が目立つのがタイらしいと言えば、タイらしいのですが…。

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