ロシア・モスクワで発生したイスラム国によるテロ事件。60名以上が死亡するもタイ人は含まれず。タイ外務省。

タイ外務省は3月22日、60人以上が死亡したモスクワのクロクスシティホールで起きた銃乱射事件で、ロシア在住のタイ人が死傷したという報告はないと発表しました。

各報道によりますと、22日モスクワ近郊で迷彩服を着た武装集団がコンサート来場者らに発砲し、少なくとも60人が死亡、子ども5人を含む115人が負傷し、60人以上が重体だと伝えています。

その後イスラム国は、このロシアへの攻撃について犯行声明を出しています。

事件は、モスクワ郊外の6200席ある劇場で、ソ連時代のロックグループ「ピクニック」が満員の観客を前にパフォーマンスをしようとしていた直前、民間人ら数名が銃撃を開始したと言われています。

事件後、ロシア連邦保安局が駅など混雑する公共の場所での警備体制の強化を行い、モスクワ市長は今週末にモスクワで予定されていたスポーツ、文化、公共のイベント(集会を含む)をすべてキャンセルしています。

同省は、さらなる情報が得られ次第、状況を更新していくと述べています。

モスクワの事件は完全にテロですが、タイでは民間人が銃乱射事件を起こし、多くの児童を含んだ36名を殺害するという事件が起きています。
このニュースを見て、「やっぱり外国ってこわいね~」と感想を抱いたタイ人も多かったようですが、誰が世界クラスの事件を起こすかわからないという点では、タイの方が恐ろしいのかもしれません。

ノーンブアランプー保育所銃乱射事件の犯人の素性。多くの児童が含まれた犠牲者は37名に。

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