全身入れ墨指名手配台湾人殺人事件の容疑者であるタイ人女性を、カンボジアで検挙。残り4人は依然逃亡中。

全身入れ墨男の指名手配犯である台湾人が殺害された件で、容疑者の一人であるタイ人女性がカンボジアで逮捕されました。
国家警察副署長は2月27日、同容疑者がバンコクでの台湾人男性殺害容疑に協力したとみられると発表しています。

タイ人女性プリヤヌット容疑者(23)がカンボジアで逮捕され、カンボジア警察の尋問後、タイに強制送還されタイタイ警察は発表しています。。

プリヤヌット容疑者は、自身が所有する赤いマツダ車で、台湾人シー・ムー・チャン(44)の遺体をスワンナプーム空港近くの廃屋に遺棄した疑いがかけられています。
この様子は、防犯カメラの映像によって裏付けられています。

タイ警察はこれに先立ち、台湾人の男4人とプリヤヌット容疑者が、シー殺害に共謀した疑いがあり、5人全員が日曜日の夕方にカンボジアに逃亡したと発表していました。

タイ警察は、容疑者のうち3人が依然としてカンボジアに潜伏しており、もう1人は台湾に帰国したとみていると述べています。

また、警察がサケーオのアランヤプラテート国境検問所を通過してカンボジアのポイペトに向かうために容疑者5人が使用したバンの運転手も逮捕したことを明らかにしています。

防犯カメラの映像には、5人が日曜午後4時にバンでサケーオに到着し、国境を越えてポイペトに向かう様子が映っていました。

タこれまでのところバンの運転手は殺人事件については一切の関与を否定し、5人を国境検問所まで連れて行くために雇われただけだと主張しているとのことです。

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