ミャンマー国境の街タチレクで、大規模な強制捜査を敢行。コルセン詐欺やオンラインギャンブルの拠点で689人を逮捕。

2月23日、ミャンマー国境の町タチレクにあるコールセンター詐欺やオンラインギャンブル事業の拠点で、148人ものタイ人が逮捕されました。

タチレク通信によりますと2月23日の強制捜査で、ミャンマー国軍と警察は1G1ホテルの近くにある「オンライン賭博場」に向かい、敷地内で見つかった689人を逮捕しました。
捕者の中にはタイ人148人(男性75人、女性73人)のほか、中国人やミャンマー人も含まれていたと伝えられています。

現場では、コンピューター400台、スマートフォン270台、自動車10台、バイク170台も押収しています。

逮捕されたタイ人が有罪となれば、最高6カ月の懲役または4万バーツの罰金が科せられる可能性があります。

報告書によりますと、有罪判決を受けたタイ人は刑期を終えた後、タイ当局に引き渡されるとのことです。

タチレクは、チェンラーイ北部メーサイ地区の向かい側にあります。

今回の強制捜査は、タイ人を対象としたオンライン詐欺やギャンブル対策の一環として、タイ政府と協力して実施されたといわれています。

2023年末、シャン州のラウカイにある詐欺センターで働いていたとされる500人以上のタイ人が、ミャンマーでの戦闘のさなか救出され、タイに送還されています。

タイ当局は、帰還者のうち174人が人身売買の被害者であり、残りは違法行為に関与したとして法的措置を受ける可能性があることを知ったと発表しています。

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