有名なタイ未解決事件、犯人は日本人の可能性?! 17年前にスコータイ県で殺害された川下智子さんの父が、タイ入り。

youtube内で「未解決事件 タイ」で検索すると、この事件についてたくさんの考察動画が上がってきます。
それほど有名な事件です。

大阪出身の日本人男性、川下康明さんは、17年前にスコータイ県のロイクラトン祭り中に当時27歳の娘が殺害された未解決事件に関してタイ警察に回答を求めるため、タイ入りしました。

父親である康明さんはタイを訪れた際に必ず、娘の智子さんが殺されたスコータイ歴史公園の現場を再訪する予定です。

事件当時、智子さんの遺体には喉を切り裂かれ、体にはナイフによる傷がありました。
彼女の遺体は、スコータイのワットサパーンヒン近くで、観光用にレンタルしていた自転車の隣で発見されています。

発見当初、彼女の所持品の一部が紛失しており、警察は強盗しようとしたがうまくいかず、その上で殺害に至ったのではないかとみています。
「犯人が彼女に強盗しようとしたとき、彼女は刺されました。 彼女は抵抗して逃走しましたが、男は彼女を捕まえ、ナイフで喉を切りつけたのだろう」と当時の警察官は語ります。

智子さんは一人旅でタイに来ていました。
両親によりますと、彼女はタイ旅行のために別の仕事をしてお金を貯め、特にロイクラトン祭りに惹かれてタイにきたといわれています。

スコータイ当局は、殺人事件後、観光客が減少したと伝えられています。

娘の死から数年間、現在75歳になる父親は、正義を求めてほぼ毎年タイを訪れています。
同氏は新型コロナウイルスの流行を受けて、一度渡航を中止しており、今回の訪問はパンデミック以来初めての訪問となります。

今回、康明さんは殺人現場に戻り、2月15日に現職の法務大臣タウィー氏と面会し、捜査の最新状況を尋ねる予定とのことです。

彼はまた、事件の訴訟時効が2027年に達するため、延長も要求する予定です。

2013年、スコータイ警察では何の進展もみられなかったため、特別捜査局が事件を取り扱っています。

彼らは捜索を拡大し、より多くの人に尋問し、被害者の衣服から見つかったDNAと比較するためにさらなるDNA分析を実施したと報じられています。
379人のタイ人男性を対象に大量のDNA採取が行われたが、一致するものは見つかりませんでした。
当時、智子さんと一緒にいた日本人観光客は、DNAサンプルの提供を拒否し出国してしまったと伝えられています。

2020年、タイ当局は、智子さんの遺体で見つかったサンプルに対して、より高度なDNA検査法を適用した後、事件の突破口を発表しました。
当時の法医学中央研究所所長だったワナポン氏は、新しい方法を使えば、被害者の衣服から見つかったDNAはタイ人男性のDNAと一致しないと結論付けることができると主張しています。
そして
「タイの遺伝学者がアクセスできる世界的な遺伝子データベースにある東アジアの男性と一致した」と結論づけています。

その後、ソムサック法務大臣は、智子さんと一緒に目撃された日本人男性からDNAを採取するよう日本当局に要請する意向を表明しています。

「当時、彼は臨床検査のための組織サンプルの提供に協力することを拒否し、彼女の遺体が発見された翌日にタイを出国しました。
両国間の協力を伴う捜査の次の段階では、まず彼のDNAを調べることから始めることが肝要だ」とソムサック氏は語ります。

康明さんは今週の訪問中にさらに探求する予定です。

冒頭で触れられているように、この事件に関するさまざまな考察動画でています。
代表的なものを一つご紹介しますので、ご覧になってみてください。
重要なのは、事件が風化しないこと!かもしれません。

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