タイの経済はゾウパンツのみ?! タイ政府観光局(TAT)が5つのギネス世界記録を樹立計画。税金の無駄遣いを指摘する声も。

タイ人でもきちんとした国際感覚を持ち、正当な主張ができる人はたくさんいるのですが、何分、政治権力を持っている人がアレなもんで、アレなんですよね~。
アレアレ~。

タイ政府観光局(TAT)は、60秒間で最も多くの象のパンツを着用するなど、5つのギネス世界記録を樹立計画を発案しました。
この試みは、2月21日から27日までバンコクのサイアム・パラゴン・ショッピングモールで開催される予定です。

しかしこのことが、2月1日にタイのソフトパワー・ファッション委員会のメンバー24人全員の辞任を促した可能性があると報じられています。

他の4つの種目には、1分間で行うボクシンググローブを着用して最も多くの風船を打ち抜く、1分間で行う揚げドーナツの大食い、1分間で行うピイタコーンマスクを最も多く着用する、1分間に最も多くのポップコーンを食るなどがあります。

国家ソフトパワー戦略委員会の委員長に宛てた辞表の中で、ファッション小委員会の委員長であるカモンナート氏は、委員会はタイのソフトパワーを国家として促進する基盤を築くという任務をすでに達成したとだけ述べました。

しかし周囲の人たちは、この辞任の本当の理由は、ソフトパワーを利用した世界記録を樹立するイベントを開催するタイ政府観光庁の計画に同意できないからだろうとみています。

カモナート氏の自身のSNSで、ソフトパワーはギネス世界記録イベントとは何の関係もないと述べ、これらは委員会のメンバーと相談なしに思いついただけだと付け加えていました。

また、こうしたイベントに納税者のお金が使われていることを念頭に置くべきだとも、同氏は話しています。

ソフトパワー委員会の首長を務めるタクシンの娘ぺトンターン氏は、どうも政治センスがないようです。
すぐに感情的にもなりやすいですし。
しかし、タイ貢献党が政治の実権を握ったために、ただならぬ方向へと突き進んでいるような状況です。

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