「タクシン氏は今どこに?!」連日国会でも議題に上がる中、病院広報官が回答。近日中にも釈放とも。

茶番は続きます。

12月14日、警察総合病院は、タクシン・チナワット受刑者の患者としての権利を理由に、同氏の健康状態や治療の詳細を明らかにすることはできないと繰り返しの発表を行いました。

同病院の広報担当者シリクン氏は、同病院がそのような機密情報を開示できるのはタクシンの家族と矯正局の権限のある職員にのみであると述べるの留まりました。

15年間(17年間とみる場合も)受刑から逃れるため海外に逃亡した後、タクシン受刑者は2001年から2006年までの首相在職中に生じた汚職事件で懲役刑に服するため、8月22日にタイに帰国し、そのまま病院のVIP室行きからの国王恩赦のスーパーコンボで、現在は近日中にも実行されるという仮釈放待ちだと言われています。

しかしそれさえもすでに怪しいと言われており、タクシン受刑者はすでに他のもっとサバーイ(快適な)場所に移されたと有識者たちは主張し、国会でも問題となっています。

これに先立ち、活動家グループは警察総合病院の主治医に対し、医療倫理を厳格に遵守し、病院で治療のために送られた他の受刑者と同様にタクシン受刑者の事件を扱うよう求めています。
活動家らは病院に対し、十分な設備が整っているとしてタクシン氏を矯正局病院へと送り返すよう求めています。

それに対しシリクン氏はこの日、警察総合病院が請願書を受理し、当局上官に転送したと述べるにとどまりました。

「しかし、患者に関する情報を開示することは許可されていません。 開示を許可する権利は患者とその家族にあります。 警察総合病院には、すべての患者を平等に扱う標準的なシステムがあります」と彼女は主張します。

広報担当者は、関与した医師らは患者を刑務所に送り返す前に、すべてのケースを慎重に検討していると述べた。

下院法務・司法・警察委員会からタクシン受刑者が滞在していると言われる建物のVIP室14階を調査するよう要請があったのに対し、シリクン氏は病院がその旨を矯正局に通知すると述べます。
しかし「要請が認められるかどうかは今は言えない」と彼女はそれ以上の答弁は行っていません。

またタクシン受刑者の娘でタイ貢献党党首のペトンターン氏は同日、新しい矯正局担当者の下で12月22日に釈放が許可されることを望んでいると語りました。
つい最近、釈放に関する法律(規則)を変えられ、それにタクシン受刑者が当てはまるかどうかということに対しての反応でした。

 

なおシリクン氏「タクシンは病院にいます、すたっぷ細胞はあります!」と言ったかどうかは定かではありません。

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