スワンナプーム国際空港の自動出国審査レーンが外国人旅客者にも開放。12月15日。出国手続きが大幅に短縮の見込み。

12月15日より、スワンナプーム国際空港の自動出国審査レーンが、外国パスポートを持つ訪問者も利用できるようになります。

入国管理局は12月11日、スワンナプーム国際空港に2012年から16台の自動出国用の機器が設置されていましたが、12月15日より外国人旅客者にも使用可能となる旨を発表しました。

セター首相の戦略に応えて、より多くの外国人訪問者を受け入れるために自動システムがアップグレードされました。

スワンナプーム国際空港では現在、1日あたり約5万~6万人の旅客者が出発しており、1時間に20便以上が同時に出発を控える場合もあり、高密度となっていました。

旅客者は、事前に保安検査と入国手続きを含むチェックイン手続きを完了する必要があります。
しかし、飛行機が遅れた場合、乗客は乗り遅れてしまう可能性があります。
その結果、入国管理局は、定刻通りの搭乗を維持するため、多数の旅行者の排出を加速させ、必要な手順の短縮に取り組んでいます。

この方法を使用すると、スワンナプーム空港での出発乗客の検査がより容易になり、従来の1時間あたり約 5,000 人の処理能力が、1時間あたり約 12,000 人に増加します。
ただし、サウジからの出国を禁止する裁判所命令が出ている人、逮捕状を持つ人、オーバーステイの人は、いずれも当局による検査が必要です。

自動出国システムを使用する外国人は、約 70 か国が加盟する ICAO の要件に従った電子パスポートを持っている必要があります。

さらにタイ空港公社は、スワンナプーム国際空港とドンムアン国際空港の入国審査場と国際線の入国審査場で12年以上使用されている古いシステムを置き換えるために、2024年7月に自動チャンネルシステムを購入する予定です。
スワンナプーム国際空港では、従来の16台から約80台に増台され、この従来の16台は国際線到着時の代替機として配置されます。

ドンムアン空港に関しては、従来の国際線出発機 4 台と国際線到着機 4 台の代わりに 8 台の機械が設置されます。
以前よりも最新で正確、効率的なシステムの登場となります。

これにより、警察を増員して入国時のパスポート管理チェックを強化し、混雑したフライトでの乗客検査を強化できることが期待されています。

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