バンコクで銃撃事件が続くのはこの映画の影響?! 映画「4KingsⅡ」公開前に警察・学校関係者が対策を協議。

2023年11月11日、バンコクのセイクリッド・ハート・コンベントスクール至近の場所で発生した銃乱射事件を始めとする学校間の抗争による銃撃事件が最近頻発しているのは、この公開を控えている映画「4KingsⅡ」のプロモーションが影響していると言う意見があります。

警視庁(MPB)と3つの専門学校は11月24日、ミンブリー地区で会合を開き、しばしば公共の安全を脅かす長年の問題である職業学生間の暴力を防止するための対策を話し合いました。
危険度の高い地域にある14の警察署の警察官が、ミンブリ工科大学、ミンブリ工科大学、カンチャナピセーク工科大学マハナコーン校の代表者らと会談しています。

最近頻発している銃撃事件では、職業訓練グループの学生たちの抗争によって、中等学校教師、専門学校生、工科大学の学生が殺害されています。

さらに、この会議は来週劇場公開が予定されている「4Kings 2」の上映に向けた安全対策を話し合うために招集されたと述べています。

「4KingsⅡ」(フォーキングス2)は、90 年代のバンコクを舞台に専門学校の不良少年たちを描いた 2021 年のヒット映画の続編となります。
この映画は1,500万バーツという安価な予算で製作されたにもかかわらず、タイで1億7,000万バーツの興行収入を上げ大成功を収めています。

警察は続編を観るために多数の専門学生が劇場に集まり、その集まりが新たな暴力事件を引き起こす可能性があるとみています。

同関係者は、学校教員に対し、学校内に持ち込まれた武器や危険物などの検査を強化するとともに、生徒が学校終了後に直接帰宅するよう徹底することも奨励されました。

伝えられるところによりますと、会議に出席した学生たちは、映画は教育的であり、専門学生が現代社会にどのように適応するかを示すものであると信じて、「4Kings 2」を劇場に観に行くと述べたと伝えられています。

タイのテレビでは過剰なまでに、拳銃や危険物が描かれているシーンだけじゃなく、お酒やたばこを吸うシーンにまでモザイクがかけられているにもかかわらず、このような映画が一般公開されるのは非常にバランスが悪いかと思います。
少なくとも、このような事件が起きているのは警察がまともに機能していない確たる証拠です。
国の治安を守るために警察は存在しなければなりません。

【事件現場を行く】警察は逮捕する気ある? 犯人は未だ逃走中! バンコク中心地の学校そばで発生した銃乱射事件、二人目の犠牲者。

関連記事

最新記事

  1. 仮釈放中にもかかわらず、外遊しまくっているタクシン

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る