スクンビット通りを陥没させた疑惑のステッカー付き過積載トラック。別のトラックが荷物を搬出し重量測定から逃走。

続報です。

バンコクのスクンビットソイ64/1で、粘土土を積んだ大型トラックが道路を陥没させ、7時間道路を通行止めにさせた後、ようやく引き上げられました。

10輪トラックの所有者は、自分で巨大なクレーンを雇い、引き上げ作業をすると言いだしました。
その結果、プラカノン地区と首都電力公社の職員は、周囲の交通が渋滞する中、安全な距離から作業を見守ることとなりました。

トラックの回収中、バンコク当局が過積載の証拠をつかむため重量測定を待っていたにもかかわらず、トラックから積み荷の粘土土を移した別のトラックが現場を出発しました。
バンコク当局は追跡しましたが、トラック運転手は検査を逃れるために建設区域に土を流し込んで証拠隠滅を計りました。

一方、首都電力当局は、トラックの所有者が輸送中の土の重量に関する調査への協力を拒否したことを受けて、この事件をプラカノン警察に通報しました。

さらに、記者らはトラックのミラー前面にステッカーが貼られていることに気づきました。
これは、すでに本誌でもお伝えした通り、これを付けていると検問を逃れることができる魔法のステッカーで、購入には役人への賄賂が必要となります。

同様の事故は11月6日月曜日の夕方にも発生し、マッカサン地区シーアユタヤ通りの交差点にあるコンクリートスラブの上を、過積載トラックが通過した後、道路が陥没し、そのすぐ後方を走行していたトヨタ・フォーチュナーの乗用車が事故に遭っています。

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