今月就航したばかりのANAの新ブランド「エアージャパン」に不具合。4便が欠航。スワナプーム空港では乗客が抗議活動。

ANAの新ブランド格安航空会社エアージャパンは2月9日、バンコク~東京間が初就航したばかりでしたが、トラブル発生です。

2月22日のバンコク(スワンナプーム)発成田行きNQ2便の出発前にメインランディングギアで不具合が確認され、パーツ交換が必要となりました。
このため、出発予定だった22日のバンコク発成田行きNQ2便と、日本時間同日に予定していた成田-ソウル線初便(NQ21/22便)、22日の成田発バンコク行きNQ1便の計4便が欠航となっています。

この件は、タイのネット上でも話題になっています。
この便は2024年2月22日夜の午前0時15分に出発予定でしたが、
その直前に航空会社から、飛行機に修理が必要な問題が発生したため、3時間以上の遅延を発表していました。
しかし、最終的に4便の欠航を発表することとなります。

この件は飛行機への搭乗を待っていた乗客の間で大きな不満を引き起こしました。
乗客全員が宿泊施設や交通手段のチケットなどをすでに予約しているためです。
フライトが延期またはキャンセルされた場合、旅行に影響が出る可能性があり、予約したホテル代や交通費は個々の損失となっています。

当初、航空会社は航空券代金のみを返金すると述べていました。
運賃の返金、またはフライトを変更したい場合、追加費用が発生するとアナウンスされていました。
その結果、乗客は不満をあらわにします。
これにより一部の乗客が、問題解決のためにゲート前に集まり抗議活動を行ったと伝えられています。

さらにもっと衝撃的だったのは、 エアージャパンの旅客機が現在は1機(787-8、登録記号JA803A)のみしか運航していないことでした。
乗客の送迎に利用できる代替の飛行機がなかったのです。

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