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カンボジアの振り込め詐欺アジトで逮捕された25名の日本人男性、8日にも日本へ移送。逃亡した3名はタイに潜伏中とも?!
- 2023/11/8
- 事件(タイローカル)
9月にカンボジアのプノンペンにあるアパートから、振り込め詐欺を行った疑いで拘束された20歳から42歳までの日本人男性25名が、間もなく身柄移送のため日本に引き渡されると捜査関係者が11月7日発表しました。
しかしその際、日本人男性3人が摘発を逃れたと言われており、地元当局は隣国タイに逃亡したとみて追跡を進めています。
早ければ11月8日に行われる移送を前に、日本のいくつかの都道府県警察当局の捜査官がカンボジアの首都に派遣されています。
この詐欺容疑による被害額は少なくとも数億円に上るとみられています。
9月13日に撮影された写真には、振り込め詐欺を行った疑いで日本人グループが拘束されたカンボジアの首都プノンペンのアパートが写っていました。
このグループは、東南アジアの国から電話をかけ、日本の被害者からお金をだまし取る目的で詐欺を実行していたと考えられています。
一部の男性は指令を出したり、資金繰りを管理したりと、様々な役割分担がなされている徹底ぶりでした。
同グループに対する容疑の一例として、8月ごろ北海道に住む当時70歳の女性に電話をかけ、老人ホームに入居する権利を獲得したと主張し、手付金50万円をだまし取ったことなどがあげられています。
カンボジアの地方当局は密告を受け、9月11日にアパートを強制捜査し日本人男性らを拘束しました。
逮捕時には、数十台の携帯電話、コンピュータ、巧妙な詐欺マニュアルとみられる書類が押収されています。
地元捜査関係者によると、明らかに証拠隠滅のため約20台の携帯電話が破壊されたといた痕跡も見つかっています。