タイの幽霊ガス―目撃は、お面をかぶったニワトリ泥棒だった?! テレビ番組は「それでもガスーはいます!」

先ほどお伝えしたタイの幽霊ガス―が、村人を恐怖に陥れている件について、ロッブリー県の地区長は、州知事などの権威ある人々に助けを求め、ガス―が実際にはいないことを証明しようと必至になっています。

ロッブリー市内のターウン地区の村民が「ガス―」を見たという証言を受け、大騒ぎになっていました。
地区長によりますと、村人たちがガス―だと思っていたのは、実は白髪と牙を備えた老婆の仮面をかぶったニワトリ泥棒だったと説明します。

この幽霊の噂は、10月17日火曜日にテレビ局や地元新聞が便乗したことで、国中でさらに大騒動となりました。

多くのタイ人、特に田舎に住む人々は、呪われた人間は夜になるとガス―に変身し、家畜などを襲うと信じられています。
ガス―は、頭と腸だけの姿となり、暗闇に浮かび動物の腸や排泄物を食べていると言われています。

地区長は、この「ガス―」との遭遇については論理的に説明することができると述べます。

ガス―の目撃者とされる村人は、9月中旬ごろ、大きな牙を見せる白髪の女性の幽霊を見た、と吹聴していました。
話しに尾ひれ背びれが付き、多くの人によって語られ、話しがすり替わったのだと説明します。

ロッブリー地区長は、幽霊を目撃したと報告された翌朝、家の前でマスクを発見したといいます。
そのマスクは、目撃者である村人が説明する老婦人に似ていました。

地区長は、存在しない幽霊を恐れるのではなく、泥棒に注意するよう村民に警告しています。

しかし、チャンネル 3 のトークショー「Hone Krasae」がこの話題を取り上げ、目撃者である村人が、自身が目撃した姿はこのマスクとは全く似ていないと主張したことにより、事態は収束しませんでした。
一方、怪談を特集する番組の司会者2人は、タイには「ガス―」が確かに存在すると主張しています。

いやあ今のご時世、テレビが断言してしまうのはいかがなものかと思いますよ。
実際このような心霊現象を信じ込ませ、新興宗教などが詐欺まがいのスキームを繰り替えし行われているわけですから。
小保方さん、元気かなあ。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る