元駐タイ・デンマーク大使が、バンコクの自宅で何者かによって殺害。胸に3カ所の刺し傷。

10月8日警察は、バンコクのチャトゥチャック地区の住宅の浴室で、元駐タイ・デンマーク大使ウィチット氏(67歳)の遺体を発見しました。

目撃者らによりますと、警察はこの住宅は約1カ月前に改修工事が完了し、死亡者は9月9日に引っ越しし、一人暮らしをしていたといいます。

同氏はこの日の朝、ホームセンターの修理工がこの邸宅に来るよう予約を入れていました。
修理工はベルを鳴らしましたが、誰も応答しなかったと話します。

その後、ひどい異臭に気づきました。
近隣住民に聞いたところ、彼らも数日前から強い異臭を感じていたため、当局に連絡して調査を依頼しました。

デンマークの元駐タイ大使の遺体は、バスルームで段ボールに覆われた状態で発見されました。
さらに遺体には、胸に3か所の刺し傷があり、邸内からは血の付いたナイフが2本発見されています。

その後、警察は17歳と14歳の少年2名とその母親に連絡を取り、情報提供を求めています。

警察は、物取りを目的とした容疑者が邸内に忍び込み、同氏を殺害したものとみています。
邸内には、玄関から2階まで血しぶきの跡があったと伝えられています。

捜査は、継続中です。

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