「いつ止めるの? 今でしょ!」パタヤ近郊で未成年グループが乗るバイクがピックアップトラックに衝突。3歳と12歳が死亡。

絶え間なく入って来る無残で残酷なニュース。
タイの人たちは、本当にこのままで良いと思っているのでしょうか。

パタヤ近郊でバイクとピックアップトラックの衝突事故が発生し、3歳と12歳の子供が死亡しました。
さらに3人が負傷しており、全員18歳未満でした。

9月17日午前11時30分、チョンブリー県フアイヤイ警察に通報が入りました。

現場には犠牲者を助けるために多くの地元住民が集まっており、全員が18歳未満の未成年者だったと伝えられています。
事故当時、12歳の少年と3歳の少女が重傷を負っていましたが、当局が到着した直後に息を引き取りました。

同乗していた他の未成年者が運転するバイクが、併走していた仲間と衝突した後、ピックアップトラックに轢かれたと報じられています。

両親は最愛の娘と息子に会いに来ていたが、亡くなったことを知り泣き崩れてしまいました。

ピックアップトラックの運転手ニコーン(50歳)さんの話しでは、バイクの集団が坂道を下りカーブに差し掛かった際、2台のバイクが同時にコントロールを失い転倒し、事故にあったと言います。
ブレーキは間に合わなかったと語ります。

事故の目撃者らはニコーンさんの主張を支持し、子供たちはカーブを曲がり損ねてコントロールを失い、ニコーン氏は救助に全面的に協力したと述べています。
子どもたちも猛スピードで移動していたと目撃者らは付け加えます。

タイの法律では、車の運転は18歳以上、バイクの運転は15歳以上であることが義務付けられていると地元メディアは警告しています。
バイクのヘルメットをかぶっている子供はいなかったとのことです。

バイクの運転は15歳以上とはいえ、先ず間違いなく無免許運転だった思います。
ただ仮に一万歩譲って免許を持っていたとしても、ヘルメットもなく並走していたということは、おそらくしゃべりながらよそ見をして危険な運転をしたから、このような事故に発展したものと思われます。
3歳の子を連れて行く意味があったのでしょうか?
周囲の大人がこのようなことを許していること自体、考えられません。

おそらく「なってしまったものは仕方ないね」でかたずけられ、また同じような事故のニュースをお伝えすることとなるかと思います。
タイの方々は、このような事故を止めようとする気は全くないのでしょうか?

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