正義はたまには勝つ!3年前に発生した、チェンマイ大学アイドル犬殺害事件の容疑者警察官に、異例の懲役6カ月。

彼は背が低く、チェンマイ大学の学生全員から愛されていました。
しかし3年前、突如行方不明となってしまいました。
すぐに、この8歳の雑種犬「ティア」の死体が大学の外で発見され、人々の心は悲しみに打ち砕かれました。

その後、3年に及ぶ闘いの末、7月25日裁判所がウォッチドッグ・タイランド財団(WDT)に有利な判決を下し、ようやく正義を勝ち取りました。

財団は、チェンマイ裁判所が動物に対する残虐行為を行った警察官に有罪判決を下し、執行猶予なしの懲役6か月を言い渡した、とフェイスブックに報告しました。

しかし財団は、何故か名前未発表の容疑者である警察官に対し、2件目の罪状である窃盗罪について、証拠不十分で無罪を言い渡したと述べます。

それでもこれは、裁判所が動物を傷つけた人物に対する有罪判決を下した、非常に稀な事件の一つだと言います。
通常タイの裁判所はこのようなケースであっても、加害者に軽微な罰金を科すのみです。

しかし、このチェンマイ大学のマスコット犬の死について、この警察官がなぜ殺したのかは、依然としてと不明のままです。

容疑者である警察官は、夜間に「ティア」を連れ去り殺害したとする、その両方の容疑を現在も否認しています。

彼は「ティア」をバイクに乗せて連れて行っただけで、犬がかってに転落しバイクに轢かれて死んだと主張します。
それから彼は、「ティア」の死体を隠しています。

正義が負けてばかりの国ですが、たまには勝たないと浮かばれないよね。

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