タイ王国観光庁、日本人入国者数85万人の年間目標達成難しいと言及。円安などが影響。

タイ王国観光庁(TAT)が掲げる、日本人入国者数85万人の年間目標の達成が難しい可能性があることを当局が認めました。
この数字は、2019年に報告された日本の観光客数の50%に値します。

日本のアウトバウンド観光産業の回復が遅れているのは、バーツに対する自国の通貨のポジションが弱くなっていることが原因であり、現在のレートは1バーツ4,04円と以前のレートから大幅に下落しています。
その結果として生じる潜在的な旅行者への経済的負担が、タイにおける日本人観光客に影響を与えていると分析しています。

日本の観光客率の回復を遅らせているもう一つの主な要因は、タイと日本間の航空便の本数が回復していないことがあげられます。
現時点で、その航空便数は2019年に記録された航空便の30~40%にまで減少しています。
同局長は、航空運賃の高騰が依然として障害となっていると強調しています。

こうした日本人観光客の懸念にもかかわらず、今年上半期には30万人を超える日本人観光客がタイを訪れています。

早くロシアの侵略戦争を終わらせ、世界的な物価高とインフレを止めることも必要かと思いますが、その点タイは微妙な立ち位置にいますね。

 

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