キャディーさんがゴルフ場に向かう途中いきなりガソリンをかけられ、火をつけられる恐怖から必死に逃走。その結末は…。

タイでゴルフを楽しむには、キャディさんは欠かせないなもの。
そのキャディさんが大変な目にあったようです。

タイ人のキャディーが、パタヤ近郊のゴルフ場へ車で向かう途中、男からガソリンをかけられ、道路から突き落されると言う事件が発生しました。

被害者のヌアンさん（44）は６月29日、チョンブリー県カオマイケオ地区にあるゴルフ場へバイクで向かう途中、見知らぬ男性容疑者に暴行を受けたと訴えています。

ヌアンさんは、このパタヤ近郊のゴルフコースでキャディをしています。
この日、ヌアンさんがバイクを運転していると、別のバイクに乗っていたヘルメットをかぶり顔を隠した細見の背の高い男性が近づいてきたと言います。
すると男は、突然彼女にガソリンをかけて暴行してきます。

ヌアンさんは、容疑者が火をつけてくるという恐怖から、すぐにその場から逃げたと語ります。
しかし、男は加速して彼女に追いつき、シャツの襟と胸を強引に掴んできました。

さらにヌアンさんは逃げようとここみましたが、加害者はすぐ後ろを追いかけてきていました。
その後、男は彼女のバイクを道路から押し出し、彼女を深い茂みに転落させ、現場から逃走してきました。

ヌアンさんはバイクが倒れて動けなくなったため、携帯電話で警察に助けを求めました。
その後の健康診断の結果、ヌアンさんは左右の肩に損傷を負い、肋骨を骨折、左鎖骨が骨折する重傷を負っていました。

彼女は、自分には人から恨まれる覚えもなく、争いや借金、問題などは抱えていないと主張しています。

タイは、言葉が通じないような人もそこそこいますので、もはや原因など探っても無意味な場合もあります。
その理由の多くは、薬物依存者です。
程度の差こそあれ、そういった人たちはそこら中にいます。