タイの金融機関で高額取引きを行う際、顔認証が必要となります。7月より。

タイ政府からのプレスリリースです。

タイの金融機関は、高額取引を行う顧客に顔認証義務を求めています。
この動きは、不正行為や詐欺行為を減らすことを目的としており、顧客にさらなる安全性を提供することが期待されています。

政府副報道官は、すべての商業銀行と政府銀行がこの新たな安全対策を導入すると発表しました。
7月より、モバイルバンキングで5万バーツ以上の取引き、または1日の取引限度額が20万バーツを超える顧客は、顔認識システムによる本人確認が義務付けられます。

報道官は、この措置はタイ銀行(BOT)およびその他の関連機関が主導する広範なサイバー犯罪対策の一環であると説明しています。

商業銀行はすでに、ウェブリンクを含むテキストメッセージを顧客に送信しないなど、オンライン詐欺に対抗する措置を講じています。
モバイルバンキングユーザーは、アプリを通じて自分の生体認証登録ステータスを確認することができます。

まだ登録していない人は、銀行に連絡して顔スキャンを受ける必要があるかもしれません。

以前、お伝えした際は、5月から顔認証が必要となると言う話しでしたが、今回の発表では7月とのことでした。
また延期する可能性もありますが、これはあくまでも政府発表ということで含みおきください。

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