タイ銃社会が生んだ悲劇。シーラチャのコンドで死後一カ月経過したカップルの死体。男性の嫉妬による発砲か?!

本日、今朝方、歌舞伎俳優の市川猿之助さんと両親が、自宅で倒れている状態で発見されたというニュースがマスコミ界隈を飛び交っていますが、どうして一緒に死ななければならなかったでしょう。(下記の事件とは全く関係がありません)

5月17日、チョンブリーのシーラチャ地区にあるコンドミニアムの12階の12号室で、タイ人カップルの死体発見されました。
警察当局は、男が女性を殺害した後、自ら命を絶ったのではないかと疑っています。

警察官が部屋に入ると、あたり血の海となった死体を発見しました。
この時の警察の見立てでは、死後約1カ月経過していると述べています。

26歳の女性、カノックワンさんの死因は、銃で撃たれたことによるもので、裸で血だまりの中で発見されています。
近くでは、ナックロップさん(男性、33歳)の遺体も発見されました。
彼は、頭に一発の銃創を負っており、手には9mm拳銃が握りしめられたままでした。
使用済みの薬莢3個も床に散乱していた。

現場では、強盗などの事件性を思わせる痕跡は見られませんでした。
エアコンとテレビはつけっぱなしで、飲みかけのビール瓶が食卓に置かれていました。

関係者からの証言によりますと、二人は約5〜6か月前から交際関係にあったとされています。

そして友人からの証言では、男性は嫉妬から生じた言い争い複数回あったことを明らかにしています。
また捜査当局は、嫉妬に加えて、経済的困難が動機に関与した可能性があると疑っています。

このようなケースはタイでは特に多くみられますが、銃の所持を許していることが、いつも事態を悲劇的なものにしています。

 

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