タイ新内閣は8月上旬にも発足か? タイ総選挙、今後の流れについて。

5月14日に行われたタイの総選挙で、前進党が大躍進を遂げたわけですが、今後、新政権樹立に至るまでどのようなプロセスとなるか、タイの地元メディアがタイムラインを紹介しています。

7月から8月にかけて次のようなことが予想されます。

憲法第 85 条は、選挙管理委員会 (EC)が投票日から 60 日以内に選挙の公式結果を発表しなければならないと規定しています。

候補者または有権者が、選挙結果に不満がある場合、結果発表前または結果発表から 30 日以内に EC に異議を申し立てることが認められています。

政党や候補者による支出がECが設定した上限を超えたと思われる場合、結果発表から180日以内に異議を申し立てることもできます。
選挙区の国会議員候補者は、選挙活動に 190 万バーツを超えて支出することはできないとあるからです。

また、政党は党員名簿に載っている議員の支援に4,400万バーツを超えて支出することはできないともあります。

国会の正副大統領を選出するための最初の議会会議は、選挙結果の宣言から 15 日以内に EC によって手配されなければなりません。
国会の正副大統領が任命された後、再度国会を開いて首相を選出することになります。

現行憲法によりますと、首相は下院(500議席)と上院(250議席)で過半数である合計376票以上を獲得しなければなりません。

選出された首相は、国王陛下からの支持を得た場合に組閣することができます。

新内閣は、8月上旬に発足する見通しとのことです。

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