英字ニュースサイトが報じる「タイの家族による子供への性的虐待は珍しくない」。日本では報じられない本当の闇。

タイの英字ニュースサイトThe Thaigerでは、タイの家族による子供への性的虐待は、一般的で珍しい事件ではないと評しています。

4歳の少女を持つ両親は、小児性愛者の叔父(インド人)から性的虐待を受けたことを発見し、プラプラデーン警察署に訴状を申し立てました。

5月2日、両親ナッタサックとシニーナックは、娘(ブライト)が虐待されていたことを突き止め、身体検査結果を警察に提出しました。

両親は、サムットプラカーンにある工場で警備員として働いていた 31 歳のインド人男性「シン」容疑者に性的虐待を受けたことをチャンネル 3 で暴露しました。
容疑者であるシンは、ブライトの叔母と結婚したため、シンがブライトの叔父であることを明らかにしました。
シンはよく彼らの家を訪れ、ブライトと遊んでいました。
彼は親戚となっていたので、家族は彼を信頼していたと言います。

4月12日、母親にブライトを連れて職場で一緒に遊びたい尋ねてきたので、母親はそれに同意しました。
しかし、シンはブライトを彼のアパートへ連れて行き、そこでオーラルセックスを強要させました。

母親は、事件そのものは知りませんでしたが、娘の様子に異変が現れていることに気づきました。
娘は無口になり、遊ぶことをやめてしまいました。
そして4月17日、娘がようやく重い口を開け、その性的虐待を告白するに至りました。

母親は事件についてシンに連絡を取ろうとしましたが、あろうことか彼は行方をくらまし、母親のソーシャルメディアアカウントをすべてブロックしてきました。

少女とその家族は現在、サムットプラカーン州の児童青少年局の管理下にあります。
当局は、少女がトラウマから回復できるように、少女の世話をする方法を両親に指導しようとしています。

警察は、小児性愛者とされるインド人に対して、どのような措置または告発を行うかについて、まだ公表されていないとのことです。

つい先月も、17歳の少女が小児性愛児の父親にレイプされたいたとして、その13歳の妹がバンコク警察に助けを求めました。
警官は10代の少女を救出するために自宅を捜索し、父親の携帯電話に少女の裸の写真やビデオの数々を発見しました。
しかし、父親はまだ告発を否定しています。

場合によっては、家族が性的暴行に目をつぶるケースもあります。
昨年、継父が 12 歳の少女をレイプしましたが、その少女の実の母親はレイプ犯がお金持ちだったため。少女に黙っているように促しました。
幸いなことに、実の父親がこの問題について知った後、少女は最終的に救出されています。

私が知っているケースでも、村ぐるみでレイプ事件を隠しているというものがあります。
挙句の果てに、レイプだったことを隠すため、無理やり結婚までさせられ、当然うまくいかないのですぐに離婚という話しをよくあるケースとして、また実際に被害にあった者から聞いています。

タイの地方は村の力が強いので、警察や法の力が及びません。(まあバンコクでもそうですが)
風俗で働いてうんぬん、などという話しはまだまだ日の当たる世界と言えるでしょう。
本当の暗闇はもっと日の当たらない世界にあり、今現時点でも心の底で助けを求めている幼い子供たちがどこかにいるはずなのです。

 

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