児童虐殺事件後も変化なし。タイは銃社会。バンコクの街中でいきなり撃たれて殺されます。

タイは連日、銃による犯罪が多発しています。

4月3日、タイ警察は、バンコクのノイ地区で工学部の学生が射殺されたと発表しています。

被害者のサタワットさんは、バンコクノイ地区の警察署からわずか約300メートルの場所で、バイクを運転中に襲われました。
23歳のパトゥムワン工科大学工学部の1年生は、22時35分頃、バンチャンロー地区のソイ チャランサニットウォン 30/1 の入り口近くで、複数の銃撃を受け死亡しました。

被害者は、6発の銃撃を受けていたと報じられています。
犯行現場では、薬莢や銃撃痕も発見されています。

警察の発表では、学生がオートバイに乗っていたときに、別のオートバイに乗っていた2人の男性が彼を追い越し、同乗者が彼を銃で撃ち殺しました。
被害者は地面に倒れこみましたが、犯人は戻って来て、さらに発砲してきました。

警察の捜査は現在も進行中です。

タイ政府は、2022年のノーンブアランプー児童大量虐殺事件が全世界に報じられた際に、銃犯罪を抑制するためのさまざまな対策を実施するといっていましたが、本誌が当時から予見していたように、何一つ事態は変わっていません。

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