戦争よりも恐ろしいタイの交通事故。無策の前に死者数は減らず。

日本ではかつて「交通戦争」との言葉がメディア界隈を踊った時期がありましたが、これは交通事故死者数が日清戦争(1894~1895)における戦死者数(2年間で1万7282人)を上回ったことに端を発しています。

タイは1年間で約2万人の交通事故死者数を出す世界ワーストレベルの「交通戦争」状態にあります。
戦争と同じく、交通事故は無差別に人間を殺戮していきます。

週末、タイ東北地方スリンでは3件の痛ましい交通事故が発生しました。

トラックを運転していた親戚が居眠りをし、14歳の子供1名が死亡しました。

別の事例では、飲酒運転をしていたドライバーが、オートバイに乗っていた2名(11歳、14歳)の子供をひき殺しました。

3件目は、ピックアップトラックが2名(13歳、14歳)の少年をでひき殺しました。

そして、子供たちをひき殺したドライバーは、見合った罰則も受けず社会復帰してきます。
交通事故で死んでしまうほど、理不尽な死はありません。
それに対し、タイ政府や警察は原罪も無策のままです。

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