お店で売っている物は安心。これはタイでは通用しません。ちくわ氷から大腸菌検出。

本誌では、タイの食品衛生の現場がヒドイ有様であることを度々注意喚起して参りました。
これも時代でしょうか。
そのような事象が、次々と明らかにされています。

食品医薬品局 (FDA) は、ワチャラポン社製の氷キューブから大腸菌群が検出されたと発表されました。
大腸菌は、人や動物の糞便に含まれる細菌で、口に含めば下痢や感染症を引き起こします。

MPN法(Most Probable Number)で検出された大腸菌は、水100mlあたり23個以上となり、厚生労働省告示に適合しないと判断されました。
これは、5万バーツ以下の罰金が科せられます。

この会社の氷は、一般に流通しているものです。
お店で売ってるものなら大丈夫…という、日本人にいつの間にか刷り込まれた感覚が、タイでは危険だったりします。
他が安心…、とは言い難いのですが、少なくともこの氷の使用はしばらく控えた方が身のためです。

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