中国人団体ツアー客、依然激低のまま。タイ観光業協会の予想を大きく下回っても希望は捨てず。

タイ観光業協会(ATTA)会長は、中国人ツアーグループの数が、予想外に低いままであると述べています。
その理由に、フライト不足を揚げていますが本当にそうでしょうか。

同協会によりますと、現在タイに到着しているほとんどの中国人は個人旅行者 (FIT) であると言います。
中国はすでにグループ旅行を許可しているにもかかわらず、ツアーグループの数は依然として非常に少ないと語ります。

同協会は、この予想外の現象を不十分なフライト本数と関連付けています。
運航便の数が訪問者の需要を満たせば、来月あたり中国のツアーグループの増加を見るかもしれないと語ります。

同協会はまた、3月から4月、またはソンクラーン祭りの期間も、中国人観光客からの宿泊予約は依然として停滞していると述べています。

本誌では、タイ観光業協会が主張する見方とは別の考えを持っています。
要するに流石の中国人観光客らも、搾取され続ける中国人ツアー会社が管理するプランでは満たされないと気付き始めたのではないでしょうか。
もはやインターネットやSNSの予約サイトが充実しており、旅行会社の存在価値が薄れつつあります。
旅行会社の方でも、旅券の発券業務は嫌がりますし、自分で直接航空券を購入するのも全く難しくなく、しかも旅行会社に支払うべき手数料はかかりません。

中国人観光客もそれにようやく気付き始めたため、団体旅行ではなく個人旅行が増加しているとみなすべきなのではないでしょうか。

観光協会としては、ぼったくりやすい団体旅行こそが「金のなる木」なのでしょうが。

 

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