知らなかったらもうオディサン。人気の「Aisha」や「Zona」「Fumi Hausu」にタイデジタル省も大きな期待。

最近タイで行われる日本の博覧会でも、バーチャルYouTuber(VTuber)のコーナーが一つの重要な役割を果たしています

YouTuberとは異なり、VTuberはアニメキャラクターをアバターとして使用して、ビデオゲームのストリーミング、トークなど、様々なビデオコンテンツで視聴者とやり取りし、タイでも人気に拍車がかかっています。

配信者のアバターは、モーションキャプチャーや Live2D と呼ばれるアプリケーションを使用して、自分の感情を動かしたり表現したりすることができます。

VTuber のアイデアは、世界初のVTuberとも呼ばれた「キズナアイ」という日本のVTuberが発端となり、2016年にトレンドになり始めました。 

「キズナアイ」は、「みんなとつながりたい」のキャッチフレーズに沿った戦略により、2018 年までにYouTubeで約200万人のチャンネル登録者を獲得するという大成功を収めました。

さらに2018年には日本政府観光局とニューヨーク事務所の協力の下「Come to Japan」キャンペーンの下で日本の観光大使になっています。

「キズナアイ」は観光大使として、アメリカ人観光客を日本に呼び込むために、食べ物、観光名所、文化を宣伝する責任を負っていました。

その後VTuberは、デジタルコンテンツ市場のインフルエンサーとして、世界中の多くの国で急速に普及しました。

タイではのアイドルVTuberが人気で、登録者数はそれぞれ50万人と10万人を超えています。

一方、タイのベーカリーブランドであるファームハウスも、2022年1月10日に、製品の宣伝とソーシャルメディアでのエンゲージメントを高めることを目的として「Fumi Hausu」という名前のVTuberを立ち上げています。
現在登録者数は、3万4千人を超えています。

タイデジタル産業省も後押しするVTuberは、政府機関と若い世代をつなぐ新たな文化として期待されています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る