ついにインラック政権下の元副大臣の姪で、中国闇社会のボスの妻が逮捕に!

警察はバンコクのコンドミニアムへ立ち入り調査を行い、マネーロンダリング等の容疑で拘束されている中国黒社会のボス「トゥハオ」ことチャイナートの妻(警察官僚)を逮捕しました。
12月24日土曜日の午後に行われたこの作戦では、犯罪に加担した疑いのある他の6名も逮捕しています。

警察外務課の警視であるワッタナリー容疑者は、元国家警察長官であり、現在国外逃亡中インラック政府の下で元副大臣を務めたプラチャ・プロムノクの姪にあたります。

警察は、事件に関与したと思われるタイ人と中国人の容疑者をさらに15人逮捕する予定であると述べています。

警察は、「この事件の主たる容疑者は、タイを離れたと言われているトゥハオの孫だ」と主張しています。

チャイナート容疑者は、プラチャ・プロムノクの姪と結婚した後にタイ市民権を与えられた中国の闇社会のビジネスパーソンで、タイ国内で麻薬やマネーロンダリング、その他の犯罪活動を組織的に行ってきました。

11月23日に彼を拘束した後、バンコクやその他の多くの場所を家宅捜索し、財産等を押収しました。
それらには、バンコクの2つの高級住宅プロジェクトから50戸、プーケットの8つの企業、チェンマイの非営利団体が含まれています。

30億バーツ以上の資産も没収されました。

この事件に関連して100人以上の中国人が逮捕され、取り調べを受けています。
タイ入国管理官27名も、これらの中国人の3人組がタイに不法滞在するのをほう助したことが判明しています。

元風俗界のゴッド爺さん、元政治家でもあるチュウィット氏が、裏社会の構造の暴露を声高に訴えており、今回の摘発に一役かっています。

現在ばら撒きによる票獲得で、政権奪取を目論むチャイニーズファミリーですが、その奥には暗黒が広がっているようにしか思えません。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る