トヨタが、タイの巨大企業CPグループとのパートナーシップ。カーボンニュートラルの未来を目指す。

トヨタ モーター タイランドは、タイの巨大企業CPグループとのパートナーシップを発表し、カーボンニュートラルの未来をサポートします。
このプロジェクトには、ダイハツ、いすゞ、スズキ、およびその関連会社である日野自動車など、他メーカーも含まれています。

1921年の創業以来、CPは小売 (セブン-イレブンなど)、流通、工業製品、農業、畜産など、幅広い分野でタイでビジネスを拡大しています。

一方、トヨタのタイでの事業は、トヨタにとって重要な現地パートナーであるサイアムセメントグループをはじめ、多くのステークホルダーの支持を得て、製品、納税、雇用、技術移転など、数々の困難を乗り越えながら、タイ社会の発展とともに成長してきました。 

トヨタ自動車の豊田章男社長は「タイと地球にとって最善と考える両社は、それぞれの強みと資産を活かして、今できることを進めることで合意した。 この重要な一歩を踏み出すことで、未来の風景が変わると信じています。」と語りました。

具体的に、CPとトヨタは、以下の3つの領域で社会実装を目指します。

①農業廃棄物由来のバイオガスによる水素の製造(経済特区を中心に)

②上記の水素を利用しCPの車両に燃料電池配送車を導入(移動距離や積載重量を考慮し、BEV や FCEV など多様なソリューションを提供)。

③コネクティビティ技術による最適な配送ルートの提案による効率的な物流

これらを相互に連携させながら、今できることを進め、エネルギーをつくる・運ぶ・使うすべてのプロセスで一貫してCO2排出量を削減し、カーボンニュートラルの実現を加速させていきます。

さらにCPの運送サービス事業である株式会社トゥルーリースの参画を得て検討していきます。
また、これらの取り組みに参加する日野自動車株式会社(いすゞ自動車株式会社、スズキ株式会社、ダイハツ自動車株式会社、トヨタ自動車が資本提携)がアジアで行うコマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ株式会社(出資者)と共同で調査等を行っていきます。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る