日曜日の早朝、夫は妻の頭を拳銃で撃った。娘はそばで泣いていた。薬物はそんな悲しい事件を引き起こすかもしれません。

12月11日、プラチンブリーのカビンブリー地区で、精神病と思われる男性が妻を射殺した後、自殺すると言う事件が発生しました。
事件は、午前4時50分頃に発生しました。
警察と救助隊が家に駆けつけたところ、22歳の妻が1階の寝室で死んでいるのを発見しました。
彼女は、頭の右側を撃たれていました。
警察は同時に、彼女のそばに横たわっている夫(21) を発見しています。
頭に銃弾痕を負い、手には38口径の拳銃を持っていました。
夫の父親であるチャムロンさんは、午前4時50分頃、2発の銃声と5歳の孫娘の泣き声が聞こえたと証言しています。
発見当時生命反応のあった夫は、カビンブリー病院に運ばれましたが、後に死亡が確認されました。
チャムロンさんは、精神病を患っていた息子が、妻が別の男性と関係を持っていると非難していたと語ります。
夫(チャムロンの息子)は自分の命を絶つ前に、嫉妬から妻を撃ったかもしれないと述べています。
タイのニュースで精神疾患とある場合、薬物中毒からのものがほとんどです。
(もちろん今回の件がそうであるかどうかは、確定的な発表はなされていません。)
薬物中毒者かどうかは、確かに警察からの検査発表を待たないと断定し難いので精神疾患と報じるのでしょうが、これは返って読み手に誤解を与えるものだと本誌では考えます。
この国に多いのは、どの国にも先天的または後天的に仕方なく病気を患ってしまった精神疾患者ではなく、自らまたは周囲の生活環境の問題から薬物に手を染めた者たちです。
事実を正確に把握できなければ、間違った改善の処方してしまいます。
薬物汚染、交通ルール、汚職、銃社会、ゴミ問題など、この国が抱える問題は多数ありますが、人々の気持ち一つですぐに改善できるものがいくつかあります。

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