これぞ地方の闇の片りん。家庭内暴力に屈した女性が強要の下、自分で指を切り落とす。

タイの地方の闇は深いです。

2022年10月24日、ナコンパトム県のバーンレン警察署が、家庭内暴力の報告を受け現場に向かいました。

ラムパヤー水上マーケット近くの賃貸アパートのそばでその女性が待っていました。
顔は腫れ上がり、右手の小指は血に染まり紙で覆われていたと言います。

名前は、カンシニーさん(16歳)。

彼女は、前の晩に21歳の夫と口論になったと言います。
その後、暴力を振るわれ、服従の証として右手の小指をつめるよう迫ったと言います。

暴力に屈した彼女は、切り落とした指をアイスバッグに入れました。
しかしすでに氷は溶けており、再生は不可能だと言われています。

彼女は、ナコンパトム県ルアンポーペルン病院に運ばれ、治療を受けています。

タイの地方は特に、警察の目が行き届かない集落が多いので、女性や子供が暴力や村落の圧力の下、虐待に合うケースが多数あります。
しかし、それは表に出てくることはありません。
口にすれば、さらにひどい目にあうからです。
もっと訴えることができる信用できる人や団体があればよいのですが…。
(あっても被害にあっている人たちに届いていない)

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