ナコンパトムの工場から広範囲に悪臭原因物質が漏出。付近の学校は休校に。

9月22日、タイのナコンパトム県サラヤ―にある多くの学校が突然閉鎖されました。
近くのプッタモントンサイ7にあるプラスチック糸工場から化学物質が漏れ、危険警報が出され避難する事態となっています。

汚染管理局(PCD)がガス漏れを調査するため「インドラマ ポリエステル工場」にむかいました。
工場から数キロ以内に住む人々は、フェイスマスクを着用し、すべての窓とドアを閉めるように勧められています。

SNSに投稿された状況によると、ガス漏れの匂いが強すぎて鼻が痛くなるほどだったとのことです。

同地区にあるマヒドン大学の国際デモンストレーションスクールは、すべてのクラスを休校としました。

さらにこの原因は、最初に報告された1件ではなく、実際には2件の事件に起因していると述べています。

1つが、先に述べた「インドラマ ポリエステル工場」によるもので、もう一つはサムプラン地区にある「NSP Textiles」での火災が原因とのことでした。

工場から漏れ出した物質は、化学ベンジン系のビフェニルとジフェニルオキシドだと地元メディアでは報じています。

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