タイ政府の重い腰は上がるのか? 2025年までにプラスチックごみの輸入を禁止(予定)

タイ政府は、2025年までにプラスチックごみの輸入を禁止する計画を立案しており、今後3年間で段階的に禁止される見込みです。

天然資源環境大臣のウァラウット氏は、プラスチックおよび電子廃棄物管理に関する小委員会でこの発表を行いました。
会議は、プラスチックごみ関連工場の生産能力と、産業部門の原料となるプラスチックごみの輸入禁止について話し合うために開催されました。

同氏は、2020年から検討されていたこの禁止案は、公共の安全を確保し、環境を保護するための大きな一歩として、タイからプラスチック廃棄物をなくすことを目的としていると述べています。

この段階的な禁止措置は、実際には2つのフェーズで実行されていきます。
2023年には、生産能力に基づいて輸入スクラップの量を制限する第1段階。

第2段階では、50%のみが輸入許可され、2025年にはすべての工場で禁止となります。

大臣によりますと、タイは年間2,498万トンの家庭ごみを排出しており、そのうち効率的に処理されているのは32%にすぎません。

政府はデパートやコンビニエンス ストアでの使い捨てビニール袋の使用を減らすキャンペーンを引き続き推進すると述べており、過去2年間でビニール袋の使用量を43%または150,000トン削減できたと語っています。

屋台での様子をみるとこの数字にどれだけの信頼性があるかは疑問ですが、2025年といわずとにかくすぐにでも実行した方が良いと思います。
自国のポイ捨てがすごいのに、他国からのゴミをもらうなど、金のためとはいえ節操がなさすぎです。

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