現在停職中のプラユット氏。気になるXデーは「9月30日」。しかし、すでに与党内はざわざわ。

憲法裁判所は9月14日、首相職停止中のプラユット氏の任期について、2022年9月30日15時に審判を下すと発表しました。

裁判所は、憲法第170条第2項および第158条第4項に従って、プラユット氏の8年間の任期がいつ終了するかについて現在審議が行われています。

法廷は、9月30日15時に開かれ、投票しその評決を読み上げます。

2014年に陸軍長官としてクーデターを起こし、軍が設置した政府の首長に就任したプラユット氏は、この問題についてコメントすることを拒否しており、憲法によって解決されるとだけ述べています。 

さまざまな野党議員、学者、その他の政府批判者は、2014年のクーデター以降、プラユットが国を運営してきたことを理由に、8年とされている首相職の任期が8月24日に終了したと強く主張しています。

しかしプラユット氏側は、憲法が公布された年である2017年からが任期のスタートであり、そこから8年後の2025年まで任期が残っていると主張しています。

任期の判定いかんにかかわらず、プラユット政権はすでに内部から瓦解しているとの見方もあります。
公衆衛生大臣であるアヌティン氏は、現在野党である旧タクシン政党へ近づいており、「プラユット政権の求心力は衰えた」と明言しているとも言われています。
男たるもの去り時は大事です。
プラユット氏もいろいろと功績も残していますので、みっとない辞め方だけは避けて欲しいものです。

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