タイ運輸省、タクシー運賃の値上げに言及。自主的に値上げしている人もいますが…。

バンコクのタクシー料金が値上げとなりそうです。 

現在正確な金額はまだ判明していませんが、当局者は、増加は生活費等の増加に沿ったものであり、タクシー運転手と一般市民の両方にとって公平なものであると説明しています。

地元メディアによりますと、タクシー料金は、度重なる値上げ料金を求める声にもかかわらず、2014年から現在まで値上げされていません。
バンコクの初乗り料金は、35バーツのままです。

彼らは、特に生活費と燃料費の上昇に懸念を抱いています。

運輸省管轄のタイ開発研究所の調査によりますと、人々はタクシーを利用する回数が減り、8万台から6万台に減少しているとのことです。

公的な運賃値上げはなかったとしても、自主的な値上げはしているから大丈夫じゃない?という声も聞こえてきそうですが、先ずはルールをきちんと決めてそれを守ることが大切のように日本人の目からは感じます。
またタクシーの台数が減ったのは、旧タクシン系の政権が地方票獲得のために強引にバンコクのタクシー台数を押し上げ、地方出身者に仕事を与えたことにもゆえんしているかと思います。
その結果、さらなる渋滞や交通マナーの悪化を引き起こしました。
新型コロナの影響で、その数が適正に淘汰された結果とも言えます。
利益誘導型の政策は、先ずいいことがありませんが、それにつられてしまう人が多いのも事実です。

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