バンコク首都圏ロックダウンは回避。400以上もある建設現場を1カ月休業に。

タイ政府は、28日月​​曜日から30日間、バンコクと首都圏、さらに南の4つの国境地域の県で、建設労働者キャンプを含むリスクの高いエリアを閉鎖することを決定しました。
懸念されていたバンコク完全封鎖(ロックダウン)は行わないことも合わせて確認されました。

この報告は、プラユット首相が議長を務めるCovid-19状況管理センター(CCSA)との会議中に、疾病管理局(DDC)によって提示されました。

ある著名な医師が、首都圏における新しいCovid-19の感染拡大を止めるには、7日間程度首都を封鎖する必要があると提言しました。
プラユット将軍は、このDDCの提案は、Covid-19の状況のあらゆる側面を考慮に入れて、医療専門家によって議論されたと述べました。

「バンコクロックダウン」の代わりに、バンコク首都圏、さらにパッタニー、ヤラー、ソンクラー、ナラティワートでは、建設労働者キャンプは1か月間閉鎖され、労働省はその期間中の賃金の50%ほどの補償を行うと言います。

これは、建設プロジェクトも一時的に停止する必要があり、建設契約の延長が許可されることを意味するとも首相は述べています。

バンコクだけでも400カ所以上もの建設労働者キャンプがあると推定されています。

CCSAは週末に対策の詳細を発表し、来週発効するとのことです。

タイ政府はまた、ウイルス感染を防ぐために、リスクの高い地域からの人々に旅行制限を課します。
ただ、それは完全な禁止ではないだろうと彼は言います。

CCSAのアシスタントスポークスウーマン・アピサマイ女史は、
「首都圏封鎖は解決策ではないかもしれない」
「会議は経済を含むすべての側面を考慮しなければなりませんでした。」
「首都圏封鎖が実施された場合、労働者に彼らの故郷に戻り、返って病気を蔓延させてしまうのではないかと疑問に思いました」
と今回の結論に至った経緯を説明しています。

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