岸田首相、外国人の受け入れ5万人に緩和。しかしビザ問題については言及せず。

日本は9月7日から、すべての国からのガイドなしのパッケージツアーを許可し、1日の入国許可数を2倍以上に増やすと発表しました。

しかし岸田首相が8月31日に発表した内容では、個人旅行者の入国を認める発言はなされておらず、VISA制限についても説明がされておりませんでした。

岸田首相は、1日の入国者数の上限を」現在の2万人から5万人に引き上げると述べました。
また円安を利用し訪れる人を促進させるために、水際対策について入国者総数、出国前検査、入国時の検疫対応などの各種措置を今後さらに緩和するとしています。

日本は、ガイド付きのパッケージツアーへの参加やフェイスマスクの着用義務など厳しい条件の中で6月から外国人の入国を許可し始めました。
2021年の日本への外国人旅行者数は約246000人で、2019年の記録的とも言える3190万人からは程遠い数字となっています。

岸田首相の発表後、観光関連株が上昇し、航空会社ANAは2.9%高、日本航空は3.4%高となりました。

しかし、入国ビザの問題は依然として残っています。
現在日本への入国は、日本国籍を有している者、または長期および短期の観光ビザを取得している者のみが対象となっています。
新型コロナの影響で、ビザ免除については停止したままとなっています。

最後に岸田首相は、10月からの予定だった変異株「オミクロン株」対応の新たなワクチン接種開始を「さらに前倒しする」として、9月にも始めることを表明しています。

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