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米国証券取引委員会、Bitkubの役員をインサイダー取引で853万バーツの罰金刑に。
- 2022/8/31
- タイローカルニュース
さあ、いよいよ雲行きが怪しくなってきました。
米国証券取引委員会は、Bitkub Blockchain Technology 社 (BBT) の役員にインサイダー取引で 853 万バーツの罰金を科しました。
委員会は8月30日、BBTの最高技術責任者であるサムレット・ワチャナサティアン氏が、2021年9月4日から11月2日の間199万バーツ相当の61,107.66Bitkubコイン(KUB)を段階的に購入したと述べました。
この購入は、サイアムコマーシャルバンクとBitkubキャピタルグループホールディングが、Bitkubオンライン社の51%の株式を178億5000万バーツで取得する計画について話し合っている時に発生しました。
議論は、2021年の8月に始まりました。
2021年11月2日18時53分に買収計画が公に発表される前のサムレット氏のKUBコイン購入の動きは、これまでの動き(購入)とは明らかに異なったものでした。
11月2日にKUBの価格は99.99バーツでピークに達し、買収計画の発表前の最後の価格である49.53バーツの2倍になっています。
米国証券取引委員会によりますと、BBTはBitkubグループに所属しており、コネクションと内部情報を持ち合わせていました。
米国証券取引委員会は、今回の件で罰金とは別にサムレット氏がデジタルトークン販売者またはデジタル資産オペレーターの幹部になることを12カ月間禁止しています。
ご本人のSNSでは必死に言い訳していますが、窮地に陥った時のタイ人に言い訳はもはや支離滅裂です。
本人と言うより、会社としてどうなのかコメントをだすべきではないでしょうか。
サイアムコマーシャルバンクとの買収計画もキャンセルとなった上、このようなことでは利用者の信用はいかばかりでしょうか。
ちなみに同社は、今年5月にも米国証券取引委員会から5名の違反者を出し、総額1500万以上の罰金刑を言い渡されています。