タイ国家汚職防止委員会の副総長が「異常に裕福(?)」なため解任へ。

国家汚職防止委員会 (NACC) の副事務総長であるプラヤド・プアンチャンパー氏は、6億5,800万バーツの資産を蓄積し、その多くが海外に保管されていることから、異常に裕福であることが判明したため、8月29日現職を解任されました。 . .

NACCの会長であるワチャラポン氏は、プラヤド氏を公職から解任する命令に署名しました。
NACCはまた、彼の資産を没収して国有財産にすることに同意しました。

NACCは、プラヤド氏が2017年1月4日に副事務総長に就任した際に、資産のうち6つについて虚偽の陳述を行い、故意に資産を隠したと結論づけています。

彼が隠そうとしたとされる資産は、タイ国内にある配偶者タニパ名義の約200万バーツ相当の6つの資産と、2019年以降海外にある約2億2,500万バーツ相当の4つの資産が含まれます。

NACCの調査結果とその決定は司法長官室に提出されており、不正に取得した資産を没収するよう勧告し、汚職および不正行為の刑事裁判所に訴訟手続きを進めるよう求めています。

ミイラ取りがミイラだったという映画よりも現実の方がありそうな話でした。
日本だと金の流れを調べてその中で明らかな不正があった場合しか起訴できませんが、「金持ちすぎるだろ!」でバンバン起訴できるようならもっとやって欲しいものですが…。

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