世界銀行「観光産業の復活にもかかわらず、タイ経済の下半期は逆風に」

世界銀行の新たなカントリーマネージャーは、タイ経済がより多くの観光客から恩恵を受け始めているにもかかわらず、不安定な世界経済とタイの世帯の購買力の低下からの逆風に直面する可能性があると分析しています。

世界銀行のファブリツィオ・ザルコーネ現カントリーマネージャーは、「エネルギー価格の上昇とインフレ率の上昇によるマイナスの影響にもかかわらず、消費はモビリティの増加と消費財の需要によって支えられるだろう」と述べます。

「しかし、食料と燃料の価格の上昇は、家計の購買力を低下させ、食料安全保障を脅かします。特に、家計の食料支出の大きな割合を考えると、低所得世帯への影響は否めません」と語っています。

投資面においても、新型コロナとロシアのウクライナ侵攻により、世界的規模で大きな打撃を受けました。
特に後者は現在も続いており、インフレや燃料危機が常に社会不安として付きまといます。
観光業はそういった世界情勢により左右しやすい業種なので、もっと国の基盤となるべく産業を興すべきかと思います。

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