タイ人意識調査。「ソフトパワー」が景気回復の鍵。しかし政府の支援が欠如。

「スアンドゥシットポール」の最新の調査によりますと、タイ人の大多数は「ソフトパワー」こそがタイの景気回復の鍵であると信じていますが、政府はそれを促進するのに十分な対策をしていないと感じています。

6月13〜16日の世論調査では、文化、食品、芸術、伝統を通じてタイを宣伝する政府のキャンペーンについて、全国の1,066人の回答者を対象に調査を行いました。

回答者の78.36%が、ソフトパワーがタイの経済を復活させるのに役立つと信じていると答えています。
77.23%は、国のイメージを世界へPRするのに役立つと述べ、54.94%は、タイの文化的保護に拍車をかけると回答しています。

政府がソフトパワーのどの側面に焦点を当てるべきかを尋ねたところ、93.79%が観光、タイの文化、伝統を挙げました。
82.58パーセントがタイ料理とデザート、73.63パーセントがファッションとファブリック(生地や布製品)と述べました。
さらに、71.75%がタイのスポーツ、特にムエタイを挙げています。
そして64.49パーセントがタイの薬とマッサージと回答しています。

タイのソフトパワーの強みは何であるかを尋ねると、68.23%が独自性と多様性を示し、61.37%がタイの人々の生活様式を反映していると述べ、58.55%が外国人観光客の間で人気があると述べました。

しかし、ソフトパワーキャンペーンの弱点について尋ねると、86.09%が政府からの長期的な支援の欠如が挙げられており、62.03%が計画と方向性の欠如を述べ、60.15%が包括的な広報の欠如だと回答しています。

調査の結果によると、タイ国民は、タイ政府の支援を必要としているようです。

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