タイ経済復調の兆し? 半年間で1,000件の新工場。雇用も拡大。

タイの産業局によりますと、過去6か月間、主に食品業界で1千件以上の新たな工場が設立され、563億バーツの投資があり、国内経済がゆっくりと回復していると報告しています。

2022年度上半期の企業の休業件数は、8.38%減の361件でした。
また、12,172人の労働者が解雇され、昨年の同時期から8.74%減少しています。

この数字は、新型コロナ禍で小規模工場に深刻な打撃を及した昨年からの経済の改善を反映していると同局担当者は述べています。

食品は新工場の中で最も復活著しい事業であり、次に木材と鉄鋼の加工が続いています。

同局によると、新たな工場設立で31,330人の労働者の雇用を生み出していると言います。

新工場の数は前年同期を下回っていますが、現在の新型コロナの状況を抑えれば、今後投資は伸び続けるだろうと同局は試算しています。
ただ、最終的にはロシア・ウクライナ戦争の影響で見通しが決まるとも付け加えています。

一方、同省は、多くの工場が環境基準を満たしていないことを認めており、特に有害廃棄物の環境への排出について懸念を表明しています。
当局は、法律に違反する工場所有者に対して、より多くの法的措置を実施するだろうと述べています。

産業廃棄物を密かに廃棄する工場や、処理せずに廃水を放出する工場に対して、同省はより多くの罰則を課しています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る